令和元年第2回 6月 定例会 一般質問

1.自転車のまちづくりについて

(問) シェアサイクルの概要について
(市長答弁)

 シェアサイクルは、自転車を共同で利用する新しい交通手段で、市民や観光客がさらに便利に移動でき、また回遊性が高まるほか、地球温暖化対策や健康増進にもつながるなどさまざまな効果があり、歩いて暮らせるまちづくりを進める松山市の有効な移動手段です。そこで、民間の資金やノウハウを生かすため、公募型プロポーザル方式で運営事業者を選定しました。事業者からは、主に中心市街地の約40カ所のサイクルポートで250台の自転車を導入し、またクレジットカードや電子マネーで決済する提案がされ、今後協定を締結した後、運用を開始する予定です。

2.働き方改革について

(問い)今年度一月当たりの教職員の平均残業時間、いわゆる時間外勤務の状況がどのようになっているのか、また教員の直近1年間の有給休暇の取得状況はどのようになっているのかお示しください。

(答弁)

 教職員の時間外勤務時間については、今年度4月と5月の平均が、小学校では約37時間30分、中学校では約45時間40分でした。また、教員の年次有給休暇の取得状況については、教員の休暇年度である平成29年9月から平成30年8月までの1年間において、小学校では5日以上取得した教員の割合が97%、10日以上が90%、15日以上が82%、20日以上が47%、中学校では、5日以上取得した教員の割合が90%、10日以上が71%、15日以上が42%、20日以上が14%でした。

(問い)教職員の職場環境の改善について、本市ではどのような取り組みがなされているのか、お示しください。

(答弁)

 本市では、教職員の業務改善を教育委員会と学校が一体となって進めていくため、松山市立小中学校の働き方改革推進方針を策定しました。主な取り組みとしては、夏休み中の学校閉庁日を1週間とするほか、毎月第2水曜日を定時退勤日としています。また、松山市立中学校の部活動の方針に基づき、休養日を確実に設けることで、部活動業務の負担を軽減するなど、中学校教員の長時間勤務の抑制に努めています。

.学校教育のさらなる国際化に向けた取り組みについて

(答弁)

 来年度から小学校外国語教育の全面的な実施に向け、外国語指導助手、いわゆるALTを昨年度は7名増員し、さらに今年度の8月に7名を増員することで計38名体制となります。これにより、昨年度の段階では、約2.7校に1名の配置で、全中核市の平均値と同程度でしたが、今年度はそれを上回る約2.2校に1名の配置となります。今後については、教育委員会とALTが作成した活動案や動画を活用した研修を行うなど、外国語担当教員の授業力と英語力の向上を図るとともに、小学校外国語教育の状況を見きわめながら、ALTの配置について検討していきたいと考えています。

4.東京オリンピックに向けた本市のかかわりについて

(問い)いよいよ来年に東京オリンピックを控え、聖火リレーが全国を回ります。愛媛県の聖火リレーは、2020年4月22日に四国中央市から出発し、県東部から中部をめぐり、本市で1日目のセレブレーションを実施することが発表されました。東京オリンピックへの機運が高まる中、本市では、市長の議案提案説明にありましたとおり、台湾のマラソン出場候補選手の合宿が実施されます。本市を訪れる選手に対して歓迎することはもちろんですが、子どもたちとの交流の場を持てないでしょうか。オリンピックに向けて頑張っている選手との交流は、子どもたちにとっていい刺激を与えてくれるのではないかと思います。本市の御所見をお伺いします。

(答弁)

東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンは、スポーツを初め文化や教育、観光など海外との相互交流を通して地域の活性化やグローバル化を図るもので、本市でも愛媛県と連携し、合宿を誘致する中、平成28年12月に台湾、平成30年6月にマレーシアを相手国・地域として登録しております。これまでの事前合宿では、U-23チャイニーズ・タイペイ野球代表チームが、市内の小学生チームと交流を行ったほか、マレーシアのバドミントン代表チームには、市内の中学生を対象にバドミントン教室を開催していただきました。こうしてトップアスリートと直接触れ合うことは、競技力の向上はもちろん、子どもたちにとって将来の夢や大きな目標を持つきっかけにもなります。今月24日には、マレーシアバドミントンジュニア代表チームと椿小学校の5年生が一緒に汗を流したり、互いの国の文化を紹介し合うなどの交流も予定しており、今後ともさまざまな競技の合宿を誘致し、子どもたちに夢を与えられるような交流機会を提供できるよう取り組んでまいります。